性感染症(STDまたはSTI)

STDの年ごとの感染者数推移
1,2)性感染症疫学調査2000年調査から
図1を見てわかるように、性感染症に感染する人は年々増えています。HIVに感染したことがわかった人でも、その後の精密検査で同時にHIV以外の性感染症を持っていることがわかる例が多くなっています。
他の感染症を持っているとHIV感染症の進行が早まるといわれています。SEXをしている人は、こまめに自分のからだをチェックして病気があったらできるだけ早く直し、なかったらそうした状態をこれからも続けられるよう予防に注意して、体をいい状態に保つよう気をつけたいものです。
以下に簡単な表をあげます(一部のみ。おって追加予定)
性感染症(STD)とは、性行為で伝染する病気 ですが、必ずしも、性器に症状がでる病気とは限りません。 また、性器に症状が出たからといってSTDだと断定もできません。また、挿入行為のみを性行為と誤解している人もあるようですが、口から性器へ、逆に性器から口への感染もあります。潜伏期間中でも感症状が出ていない時でも、性交渉をすると相手の人にうつしてしまうこともあります。性交渉が潜伏期間中にあった場合は、相手の方も治療を受けた方が良いでしょう。
毛じらみ以外の性病は、医者にかからなければ治療できません。細菌性の性病は、医師が出す専用の抗生物質を使えば治ります。ただし、途中で治療を中断すると、治りにくい状態になって再発します

カユミがあり皮膚
・粘膜に異常がある。

場合によっては痛みもあるような病気

症状

病名

参考情報

<男性>
排尿痛は軽く、かゆいくすぐったい程度。
少量の尿道分泌物がある

<女性>
痛みは感じず、おりものが少々増える程度

クラミジア感染症/非淋菌性尿道炎/子宮頸管炎(けいかんえん)/卵管炎

性交渉(オーラルセックスを含む)による感染。
抗生物質の服用で、1〜2週間で完治するが、場合によっては1ヶ月以上かかることもある。
妊娠中の女性がクラミジア菌に感染した場合は母子感染の危険性がある。

<男性>
排尿時に激しい痛みや灼熱感があり、黄色い膿が出たりする。
尿道口が赤く腫れる。

<女性>
痛みはなく、おりものの量が増える。黄色ぽいおりものが出たりすることもある。
外陰炎を起こすとかゆみや灼熱感を伴い、赤く腫れる。尿道に感染した場合は男性と同様の症状が出る。

淋病(りんびょう)

性交、オーラルセックスは勿論、淋菌の付着した手や衣類からも感染する。
抗生物質の服用で、5日程度で完治。薬のきかない耐性菌が増えているので注意が必要
母子感染の危険性あり。

性器に堅いしこりが出来るが痛みはない(第一期)。症状が進むと、全身にかゆみを伴う小さな斑点が多数出る(第二期)。さらに、神経疾患に進む(第三期)

梅毒

性交、キスなどでも感染。血液検査が必要。
母子感染の危険性あり。

性器に赤い発疹が多数出て痛む。
太ももの付け根が痛む。

軟性下疳(げかん)

日本ではあまり多くない。

性器にかゆみ・痛みを伴う小さな水泡が多数出来る。
女性は激痛を伴う事も。

性器ヘルペス

慢性化する可能性大。母子感染の危険性もあり。

亀頭の回りや、膣口の周囲に、米粒のようないぼが多数出来る。かゆみは無い。

尖圭(せんけい)コンジローム

性交渉による感染。間接的な感染もある。手術による除去が必要。

亀頭が赤くなりかゆい。

亀頭包皮炎

特に包茎の人が皮の部分に雑菌が繁殖して起こる炎症。塗り薬で治る。

<男性>
ペニスの一部が赤くなりかゆい。

<女性>
膣、外陰部がかゆい。白いヨーグルト状のオリモノが出ることもある。

カンジダ膣炎

誰でも持っているカビによる自然発症。抗生物質やピルの服用でも増殖しやすくなる。性交渉でも感染することも。

<男性>
ほとんど症状が出ない。

<女性>
黄色や乳白色の悪臭のあるオリモノが出、カユミや灼熱感を感じることもある。
外陰部にも感染し、炎症を起こして赤くなり、かゆい。

トリコモナス膣炎

性交渉時の膣の痛みや、排尿痛を起こすこともある。校門性交による影響は不明。
パートナーが同時に治療を受けないと意味が無い。

(女性で)性交時に膣がひりひりしたり、出血したりする。
おりもの(白または黄色っぽい)が増えたり異臭がする。
わずかにかゆみを伴う場合もある。一般的に症状は軽い。

非特異性膣炎
(大腸菌、ぶどう状球菌、連鎖状球菌などによる)

タンポンの出し忘れが原因であることが多い。
陰部の清潔を心がけること。
抗生物質の膣錠による治療で10日ほど。

(女性のみ)外陰部がかゆく、次第に赤く腫れ、場合によっては痛みを伴う。

外陰炎

多くの場合は、膣炎と合併して起こる。

陰毛がとてもかゆい。
下着に血の点が付着する。

毛ジラミ症

毛ジラミが原因。
皮膚の接触による感染。

陰部付近に赤いブツブツが出来てとてもかゆい。

疥癬(かいせん)

ヒゼンダニが原因。皮膚の接触、寝具などの共用による感染。

足の付け根の付近に、弓状または輪状に隆起ができ、その部分に水泡や赤いブツブツができる。とてもかゆい。

白癬(はくせん)

多様なカビの一種による感染で、人や動物、土壌から感染する。

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