Tipranavir
ベーリンガー・インゲルハイム社、新抗HIV薬の国際的第3相RESIST(訳者注;Randamized Evaluation of Strategic Intervention in Multi−drug ReSistant Patients with Tipranavirのそれぞれの頭文字とReSistantをかけたネーミング 、たぶん; →意味は「複数の抗HIV薬で抵抗力を獲得した(ウィルスに感染した)患者をランダムに選んで、チプラナビルを投与した場合の統計的価値」ってとこです。)試験に乗り出す−この試験的プログラムは、今までHIV患者に投与された、抗レトロウィルス薬としては三段階制臨床試験のものとして、最も大規模におこなわれるものである。− 2003年2月6日
2003年2月6日、独、インゲルハイム、−ベーリンガーインゲルハイム社は、HIV−1に感染して、多剤療法を行う際に、チプラナビルを使用してのさらなる効果性と安全性を研究することを目的として、第3相試験プログラムに乗り出すと発表した。RESIST第1試験、第2試験と続いての(この)この試験に伴う研究は、世界中の280以上の現在(行われている)試験のなかで、3段階制の(この臨床)実験1に参加した患者にとって価値あるものとなるであろう。チプラナビルは、最初の非ペプチド系プロテアーゼ阻害剤であり(NPPI)、HIV−1に感染している患者のために開発されたものある。そしてこの薬はベーリンガーインゲルハイム社にとって、非ヌクレオシド系の逆転写酵素阻害剤であるビラミューン(ネビラピン)に続く2番目の抗レトロウィルス薬である。
現在までに普及している抗HIV薬の抵抗力については、世界中の高度な治療薬を投与されている患者にとって、懸念が高まってきており、複数の抗HIV薬に対しすでに抵抗力を獲得したウィルスに対する、新薬の必要性が緊急に生まれてきている。感染患者の14%までが、薬の効き目が突然変異をおこしたり、ある特定の薬(実験2,3,4)に対し、効き目が落ちていくというということが報告されている(結果、薬の効果が減少する)。投与実験、及び、試験管の中での実験に基づけば、このチプラナビルは、複数の薬にたいし抵抗力を獲得したウィルスに対し効果を示しており、こういったウィルスに感染した患者に希望をもたらしている。
"この実験は、チプラナビルの開発にとって、重要な一里塚になるであろう"
とベーリンガー社のマネージングディレクター委員会のメンバーである、アンドレアス・バーナー医師は言った。続けて"我々は、実験に関連性のある、第3相試験を行うものであり、このなかには、すべての患者に対する抵抗力の試験も含まれており、他のHIV/AIDS治療方法につながるものであろう、また、世界中の第3相試験に参加している多くの患者にこれを提供するものである。
この実験は今までのこういった患者規模からいくと最大の実験プログラムであり、計で、ゆうに1,500人を越えるリクルートの結果行われるものである。"と言っている。
第3相RESIST試験プログラムは、(複数の薬剤に対抗力を獲得したウィルス感染者で、チプラナビル投与による統計的価値 ;訳者注 というプログラムの頭文字をとってると思われる)チプラナビルの効果性と安全性を研究することを目的としており、
リトナビルを低量投与されている患者で、(このチプラナビルを)投与した患者対、リトナビル低量投与患者で、治療経過、基礎的抵抗力のテストに基づき、患者の担当医師が選んだプロテアーゼ阻害剤(PI)を増やした患者で行われる。研究の参加患者は、HIV陽性の高度な治療を受けている大人である。第3相試験の進み具合は、世界のマーケティングで認可されるために発言、意見をおこなうための、世界中の権威者がこの薬を認めるための、最終段階にある。
このRESISTプログラムは、二つの中心的な実験(RESIST1,RESIST2)と、二つの複合実験(1182,52の研究と、RESIST3)から成り立ち、ある分野ではさらなる患者が参加している。
"最初のこのチプラナビル研究は、−特に、今現在抗レトロウィルス療法として有効なものをもてない既に治療を開始している患者に対して−、現在開発中の抗HIV薬のなかで、もっとも、成功に近い薬としての、デモンストレーション的なものであった。私は、これら第3相試験が、明らかになるのを期待している。"とキャスリーン・スクワイァM.D.で、南カリフォルニア医科大の医学部副教授、RESISTプログラムの研究員は言っている。
RESIST臨床試験プログラムの目的
RESIST1は、全米、カナダ、オーストラリアで、500人以上が参加している。RESIST2は、ヨーロッパ、南アフリカで、800人以上が参加。
RESIST1試験は24週でエンドポイント(終了点)が来て、RESIST2試験は、16週めと、24週目がエンドポイントとなる。すべての参加患者は、このチプラナビルと併用する最適な薬を決定するためのベースとして、効果ある抵抗力をつけていることになり、どの患者も、治療の基になるような個々の治療法を獲得することができるであろう。比較患者のプロテアーゼ阻害剤を投与されてた患者の治療法の基も、担当医師にゆだねられる。
このRESIST試験に参加した一人として、高度な治療を経験したHIV陽性患者は、今後この実験に参加している地方の関係各所を見つけるために、地方の医療関係者にコンタクトをとることになるであろう。
加えて、供に行われた研究結果では、他の試験管での研究結果で十分な結果が得られなかった患者の試験管での研究に使われることであろう。ベーリンガー社は、さらに、チプラナビルの子供への、治療について研究を続けていく。
第3相臨床試験で、行われたチプラナビルの投与は、200rのリトナビルの投与と供に、500rのチプラナビルを投与するものである。
(体重に合わせて、チプラナビルの投与を増やす。)1日2回。
チプラナビル
チプラナビルは、非ペプチド系の化学構造で、HIVプロテアーゼのアクティブサイト(鍵)に強固に結合する。この強固さが、現在使用されているペプチド系である、プロテアーゼ阻害剤(PI)と異なる効き目をもつ説明となる所以である。しかし、当初はこの実際の効き目がまだ限定されてるものであったので、第1相の臨床、試験管での実験データの段階からは、現在使用されているプロテアーゼ阻害剤のほうがすぐれていた。第2相試験結果から、チプラナビルのHIVウィルスへの影響力(効き目)が、減少する頻度はほとんどなく、基本的に少なくとも16のPI剤(プロテアーゼ系)の突然変異に有効と解った。
HIVウィルスは最適ではない治療薬にさらされると、抵抗力を獲得するが、長期投与の患者でこういった治療を受けている数が多くなってきている。薬に対する抵抗力は薬の効果を減らしていき、全く効かなくなることもあり、HIV/AIDS患者の重大な、このような限られた治療方法の選択肢のなかで、おこりうる。抵抗力は通常HIVウィルスの遺伝子配列の変化か、突然変化により起こる。
ベーリンガーインゲルハイム社
ベーリンガーインゲルハイム社は抗レトロウィルスの新薬の研究開発を目的として作られた。ビラミューン(ネビラピン)は、ベーリンガーインゲルハイムファーマケチュアル社独自の研究で作られた、ものであり、この会社はベーリンガーインゲルハイム グループの一つです。ビラミューンは抗HIV薬の中の非核酸系逆転社酵素阻害剤(NNRTI)の最初のものである。ベーリンガーインゲルハイム社は、非ペプチド系の阻害剤チプラナビルの急速な開発、研究を目的として作られた。我が社は、革新的抗レトロウィルス薬の研究治療のために、研究者患者を抱えている。より詳しくお知りになりたい方はこちらのサイトまで。
www.boehringer-ingelheim.com/hiv
ベーリンガーインゲルハイム・グループは、統轄本部をドイツ、インゲルハイムに置き、世界で、20の代表的な医薬会社のひとつにあげられていて、歳入は2001年67億ユーロであった。
ベーリンガーインゲルハイム社は世界中、42カ国に140の関連会社をもち、
人間の医薬品、動物の健康薬品に、照準をあわせている。医薬品の分野は全売り上げの95%を占め、処方箋薬、大衆向け薬、工業用化学薬品、生化学薬品からなる。研究、開発、製造、販売施設は世界中にわたる。
2001年インゲルハイム社のR&D支出は、10億ユーロに達し、処方箋薬のネットセール部門第5位であった。
より詳しくお知りになりたい方はベーリンガーインゲルハイム社のインターネットウェブサイトへ
www.boehringer-ingelheim.com
宛先
ベーリンガーインゲルハイム GmbH
Julia C Kleinmann
以下省略
参考文献
「これまでの3段階制の抗レトロウィルス薬の治検、核酸系単剤、非核酸系逆転写酵素阻害剤と、プロテアーゼ阻害剤」
Boden D、他
「個人間で感染したHIV−1の薬剤耐性の近況。」
JAMA 1999,282,:1135−41
Little SJ、他
「初めてHIVに感染した患者への、HIV薬投与において、効き目の減少」
JAMA 1999;282:1142−9
翻訳 by yosiro
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