リストマーク 迅速検査(即日検査)には、プラス面とマイナス面があります。

検査結果がその場で教えてもらえる、ということで費用はかかっても長く待つのは耐えられないということで、30分で結果の出る迅速検査を利用する人が増えています。
HIV検査は、心当たりから最低でも8週間経たなければ受けられないため、結果待ちがほとんどないこの検査は大変魅力的です。
でも、この検査、いい面ばかりではありません。
最近、この検査法で「偽陽性(ニセの陽性)」の例が増えていています。

この検査法はスクリーニング検査(一次検査)ですから、陽性(感染している)と出た場合、それが偽の陽性なのか本当に陽性なのかを確認するために、二次検査(確認検査)が必要になります。その結果が出るまで1週間から10日くらい待たなければなりません。「陽性」の結果の後で待つ1週間は、何も分からない状態で待つ1週間よりつらいかもしれません。

  リストマーク 迅速検査の信頼性

保健所の検査は結果が出るまで1〜2週間かかります。だから、「短時間で結果が出るのは信頼できないのでは?」と思う人がいるようです。
でも、その疑いは根拠のあるものとはいえません。保健所で行われている検査法も、迅速検査法も同じ厚労省が認可したものですから、同じ程度の制度はあるものと考えていいのではないでしょうか。

  リストマーク 抗体検査とNAT検査の違い 

スクリーニング検査より「もっと早く結果を知りたい」ということで遺伝子検査(NAT、またはPCR法)を受けたいと思う人もいます。22日以上でほぼ正確な結果が得られるようです。
ただ、この検査は、もともとHIVを持つ人の治療のために開発されたもので、一定以上のウィルス量がないと結果は「検出限界以下」ということになります。こうした理由から、信頼性が低いわけではありませんが、、陰性を確認するための検査としては適切なものとは言えません。 陰性の確認は最終的に抗体検査で行う必要があるでしょう。
   



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